けんもりブログ

2014.08.28

KENMORI-BLOG

晩夏の花のうつろい

 



処暑を迎えたと思ったら、とたんに肌寒い日が続いています県森です。 


構内でも、山野草の花期が、晩夏から秋の花に移りつつあります。 
ハギの花も咲き、ススキも穂を出し始めました。


 
ヤマジノホトトギス。 
盛夏から咲きますが、花期はお盆頃の花。 

ホトトギスの仲間は種類が多いですが、いずれも葉や花の斑点が、野鳥のホトトギスの胸模様に似ている、ということからついた名だそうです。 

葉の白斑は、花の頃には消えますが、確かに似ている気もしますね。 


 
沢で涼しげな姿を見せてくれていたコバギボウシも、ほぼ終盤。 


 

タマアジサイはまだ咲いています。 


しかし、それにしても今日は寒い。 
森林展示館周辺は、今日も最高気温は20度いくかいかないか。 

こうなると、また夏の暑さが恋しくなるという…
人間とは心移りのはげしいものですね。 


また来週は残暑が戻ってくるらしいので、県森に涼みにおいでくださいませ♪ 



 (遠山)


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