けんもりブログ
2013.09.17
KENMORI-BLOG
台風一過の森のなか

今回の台風18号は、通過した地方で甚大な被害を残していきました。
被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
案内員2号はお休みで宇都宮にいましたが、県内の友人たちが住む地域での突風や停電、自宅の木が折れたなどの知らせに、一日ハラハラしておりました。

一転して、今朝の森林展示館周辺の空。
晴天無風、台風一過の雲一つない、まぶしい朝です。

森林展示館にいても、ごうごうと水音が聞こえてくるので、宮川の様子を見に行ってきました。
このとおり、濁りは退きましたが、まだまだすごい水量です。

強風で、木の枝以外にも、いろいろなものが落ちてました。
まだ青いドングリたちが、玉砂利のように地面に。
あと、未熟な栗イガとか、ミズキの実のふさなどなど…

これは未熟なフジの実。
マメ科なので、このさやのなかに豆が入っています。
表面に微小で柔らかい毛が密生しているので、まるでビロードのような手触り♪

しかし、すごい水音!
傾聴の滝も、こんなかんじ。

滝の頭から、覗いてみました。
落ちたら怖いな~

いつもならば、流れを渡ったりしているのですが、今日は流されそうな勢いなのでやめました。
台風は過ぎ去りましたが、大雨は止んでも数日間は土砂災害の危険性はあるので、みなさま野外での活動にはまだまだお気を付け下さい。
(遠山)