けんもりブログ
2013.09.19
KENMORI-BLOG
中秋の名月
本日は、中秋の名月(十五夜)です。
中秋とは、旧暦の秋(7、8、9月)の真ん中の『日』を指して
旧暦の8月15日の事だそうです。
昔は、月の満ち欠けを基準に日付けを決めていたので、
毎回15日で満月になるとは限らなかったそうです。
(明治6年以降、太陽を基準に日付けを決めています。)
ですが、今年は満月がちょうど旧暦8月15日にあたるそうです!
そして、その中秋の名月が本日!

朝の時点では、雲も見当たらない快晴だったので、
今夜のお月見は期待できるのではないでしょうか?
そんな、ちょっとおめでたい日なので、
植物の中からも・・・・・

この時季になると、林のふちの半日陰になっているところに、
小さな赤い花を穂の様につけている草があります。
普通にみると赤なのですが、

ひっくり返してみると下側は白。
この植物の名前は【ミズヒキ】
ご祝儀袋とかに使われる紅白の水引に例えられた事から
この名前がついたといわれています。

花には、花弁がなく、
花弁状の萼片が4つあります。
上の3つが赤。下の1つが白。
花穂は30センチほどなので、構内を歩いてみると
すぐに見つかるかもしれません。
(石下)