けんもりブログ
2014.11.18
KENMORI-BLOG
釈迦ヶ岳初冠雪!&いろいろな紅葉
日々、風が冷たくなっていくのを感じるこの頃ですね。
県民の森の紅葉も終盤ですね。
そんな折、先週末の11/15(土)、県民の森にとうとう初雪が降りました!
そして翌11/16(日)朝は、釈迦ヶ岳山頂にほんのうっすらとですが白い雪…
初冠雪でした(*^-^*)
いよいよ冬の到来ですね~
さて、ひとことに紅葉と言っても、いろいろな色があり、種類もあります。
よく、お客様に「モミジとカエデの違いってなんですか?」と質問されますが、広い意味では、「もみじ」とは紅葉した葉全般の事を指します。
「草紅葉(くさもみじ)」という言葉もあるとおり、本来は、ひとつの種類の植物名ではないのですねー
ただし、紅葉のなかで一番なじみ深いカエデの仲間では、標準和名に「モミジ」と入るのもいくつかあります。
イロハモミジ、オオモミジなど、「もみじ」と聞くと連想できる、典型的な赤く色づく手のひらのような形の種類。
きれいですね~
ただし、同じような手のひら型でも、このような淡いオレンジ色に紅葉するカエデの仲間も多いです。
そしてこちらはチドリノキ。
明るいレモンイエローに、切れ込みのない葉型。
じつは、これもカエデの仲間なのですよ。
そして、こちらはメグスリノキ。
民間生薬として有名な樹ですが、これも実はカエデの仲間。
朱というよりも、すこ~し紫のはいったような桃色~茜色に紅葉します。
案内人2号の一番好きなカエデ類です♪
ツツジの仲間の紅葉。
こちらも、ツツジの仲間のゴヨウツツジ(シロヤシオ)紅葉。
ツツジの仲間は、花も美しいですが、紅葉も華やかなものが多いです。
イヌブナの黄葉。
宮川渓谷を彩る、深い金色の葉。
こちらは、あの夏に可愛らしい花を見せてくれていたコアジサイ。
青ジソみたいだった葉も、明るい黄色に色づいて、林床をあかるくしてくれています。
木々の様子も寂しくなってきましたが、まだ少し見頃なところは残っています。
残りわずかな紅葉シーズン、色だけでなく、葉の形などにも目を向けられると、散策の楽しみもさらに増すかと思います。