けんもりブログ
2015.03.14
KENMORI-BLOG
ホソミオツネントンボ

3月初旬から春分までは、二十四節気でいうところの啓蟄(けいちつ)です。
気候も暖かくなり、虫たちなど小動物も動きはじめる、という意味だそうです。
ここのところの暖かい陽気で、遊歩道の巡回も足が軽くなりますね♪
宮川沿いのイヌブナも、心なしか、冬芽がぷっくりふくらんできたかんじ…
と、いろいろなえだを引き寄せていたら。
あれ?なにか変な小枝が…
ありゃ、トンボ!
枝に止まったまま、じっとしています。
身体も羽根も細くて、全長4㎝ぐらいの茶色のトンボ。
これはもしや、うわさに聞くホソミオツネントンボではないですか?(゚д゚)
(昆虫詳しい方々に確認してもらったら、そうでした!)
漢字で書くと「細身越年蜻蛉」。
オツネントンボの仲間は成体のまま越冬するので、「越年」の名がついたらしいです。
春も過ぎて成熟が進むと、オスもメスも美しいブルーの体色になるのだそうです。楽しみー♪
(遠山)