けんもりブログ

2015.04.20

KENMORI-BLOG

スミレをめぐる景色など

県民の森構内では、今、スミレ類の季節を迎えています。
世界ではおよそ900種、国内でも150種あまりあるという、スミレの仲間。
県民の森構内でも結構な種数があり、ひとつひとつ種名を判別していたら目が回ってくるのですが、今回はそれは置いといて、その風情を楽しんでいただきたいと思います。

県森のなかでもポピュラーな、エイザンスミレ。
葉が深くこまかく切れ込むのが特徴です。
株も大きく、大輪の花たくさんつけるので、なかなか豪奢な風情のスミレです。


草地で、陽をいっぱいにあびて咲いていたり。

沢の岩場で、咲いていたり。
県森では、どんなところにでもある、というイメージです。


今年は特に、アケボノスミレがよく見つかります。
紫がかった桃色の大きな花、すっと立ったえんじ色の茎、くるりと巻いているくすんだ緑の葉。
ほかのスミレ類には無い、絶妙の色合いのエレガントなスミレですね。


ちいさなシハイスミレも、宮川渓谷遊歩道で満開です(*^_^*)

純白のケマルバスミレ。
フリルのような花弁が、陽光をうけてキラキラしています。

これまた、どこにでも咲いているイメージのタチツボスミレ。

ツリアブの仲間が、蜜を吸いにやってきていました。
このほかにも、構内にはいろいろな種類のスミレ類が咲いています。
お休みの日は、ぜひこの花たちに会いに来てください♪
(遠山)

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