けんもりブログ

2013.10.02

KENMORI-BLOG

ウメバチソウが咲きました


県民の森構内や八方ヶ原で、可憐なウメバチソウが咲き始めました。 
高原山の自生地では9月下旬から咲き始め、風が冷たく感じる頃まで見られる、リンドウと並ぶ高原山の秋の花です。 

(トップ画像のみ2012年撮影)

姿も大きさも白梅そっくりの花が、地面から細く伸びた茎の頭頂に1輪咲きます。 
葉は茎の下部に1枚だけ、ハート形のがついています。 

高原山では、少し標高の高いところの日当たりのよい草地に、ポツポツと固まって咲いています。 

 
アップで見たところ。 

中心部の薄緑色の球は雌しべ、そのまわりを取り囲む白色の雄しべ5本。 

では、そのまわりの浅黄色のくし形に分かれた、手のひらみたいな形のは? 
これは「仮雄蕊(かゆうずい)」といって、雄しべが退化したものだそうです。 
蜜腺の機能を持つとも言われています。 
これのおかげで、本当に梅の花のように見えるんですね。 


ただし、この可愛らしい姿のため山野草としても人気があるのか、根こそぎ株を持っていく(盗掘)のが後を絶えない花でもあります。 
掘り返された穴ぼこだらけになって、群落地が消えてしまうという事態も各地であるようです。 

高原の花は、高原の風に吹かれているのが一番美しい姿だと思うので、見つけてもその場だけで楽しんでいただけたらと願います。 


(遠山)

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