けんもりブログ
2018.01.20
KENMORI-BLOG
「大寒」の冬芽チェック
年が明けて、あっという間に3週間。
本日「大寒」に入り、
次の節句はいよいよ「春分」。
そろそろ暖かい春が待ち遠しくなってきましたね。
構内で年明け最初に花咲くのは、
体験の森の植栽マンサク。
もしやと思って立ち寄ってみたら、
やっぱりすでに咲いていました(汗)
抜ける青空と黄色の吹き流しのコントラストが美しい。
ああ至福。
「まんさく、まず咲く、まんず咲く」などと呟きながら
ミツモチの丘に上って育樹祭会場跡緑地を眺めます。
右奥に羽黒山が見えます。
そろそろロウバイが見頃になっている頃でしょうか。
もうひとつの気になっていた花木はミツマタ。
こちらの開花はまだ先のようですね。
ふくらんだ蕾たちは銀毛のビロードに覆われて暖かそう。
このところ寒さが緩んでますが、
実際はこれからが厳寒期。
生きものたちはそれぞれ独自の越冬方法で、
冬の寒さや乾燥を耐えています。
見回してみると、ミツマタのほかにも
ふかふかな冬芽がいくつか見つかりました。
ふかふか冬芽の代表格、コブシ。
長めな毛がふさふさと密生していて
ゴージャスなコートのようです。
ナツツバキも堅い芽鱗が落ちて、
内側の暖かそうな軟毛が目についてきてます。
絹のような、なんとも上品な手触りです♪
事務所玄関前ではオキナグサが芽を出しはじめています。
こちらは柔らかそうな長い毛で動物的な雰囲気。
オキナグサは河原などで北風に耐える必要があるためか、
茎も葉も花も毛深いですねー。
日に日に膨らんでくるこれらの芽をチェックするのが、
これからの楽しみのひとつです。
(アクツ)