けんもりブログ
2018.10.24
KENMORI-BLOG
紅葉状況【ミツモチ登山道ブナ林(西コース)~東尾根】
10/14開催の「秋まつり2018」も無事に終わり、スタッフ的には一段落したいところなのですが、季節の移り変わりは早いもので県森も日に日に秋らしさが濃くなってきています。
昨日、女性スタッフ3人組で紅葉状況を確認しにミツモチ山(標高1248m)へ登ってきましたので、最新の紅葉状況をお知らせいたします!
山に登るのもお仕事のうちだけど、3人ともピクニック感覚ルンルン(^O^)/
育樹祭会場跡地から出発です!
体験の森を少し通ると、カツラのあまーい香りと赤い実たちがお迎えしてくれます。
ガマズミの真っ赤な実
体験の森にはアキグミもたくさん。
食べると最初渋いですが、後から甘みが追いかけてきます!
林道を少し進み、ここから登山道へ入ります。
西ルートの登山道入口近辺は沢の工事を行っていますので、工事車両の出入りがあります。
通行する場合は、ダンプやトラックにご注意下さい。
針葉樹林を抜けるとブナが多い落葉樹林に入ります。
晴れだともう少し綺麗に見えるのでしょうが、この日は曇りで写真ではイマイチよく映りません。。
途中、雨もポツポツしてきましたが、樹林帯の中ではレインウェアは特に必要ありませんでした。
標高900m~950mの西斜面は、アカヤシオ、ゴヨウツツジは見ごろを迎えていますが、ところどころ焦げたような茶色になっている部分もありました。
ミズナラの黄葉は綺麗にでてきています。
だいたい7分程度くらいでしょうか。
標高が上がるにつれて良い感じになってきました!
標高1000m付近は8分程度。
そして、こやつもいましたよ!!
『マダニ』
遊歩道をそれて薮に入ると笹や葉などにいて、獲物が通るのをじっと待っています。
獲物は私たち(T_T)
山に入られる方は必ず肌をさらさないよう長めの靴下とズボン、あると便利ガムテープ(ズボンに付いたマダニを取るため)の用意を!
どんどん進み、山頂近く東ルートの林道にでると眺望がいっきに開けます。
東尾根側は日当たりがよいのか、オオイタヤメイゲツの葉が紅く、とても色づきがよいです。
山頂はすぐそこです。
山頂周辺はまもなく紅葉が見ごろになりそうです。
今週末にはミツモチ登山は紅葉狩りに良い頃でしょう!
ランチタイムはお湯を沸かし、温かい汁が冷えた体にどれだけ沁みるか実感した3人なのでした。
帰りはしっかりとした雨になってしまいました。
コハウチワカエデ
黄葉したヒトツバカエデは遠くからでもすぐ見つけられる大きい葉。
一足早い黄葉なので散ってしまっているものも多いです。
ウリハダカエデ
トリカブトと種子
個人的な感想としては、昨年より今年の紅葉の方が良い印象です。
是非、平成最後の秋は県森へ足を延ばしませんか??
3人の帰りはカエデ類の個体差を調査しながら下山しましたとさ。
※登山道は定期的に笹刈りや倒木処理などを行っておりますが、まだ手が行き届かない箇所もございます。
スタッフでコツコツと頑張って整備していますので、何卒ご容赦下さいますようお願い申し上げます。
(本多)