けんもりブログ
2013.11.20
KENMORI-BLOG
紅葉 いろいろな色


11/14、森林展示館下の池が凍結しました。
紅葉のシーズンが始まったばかりだったので、かなり不思議な光景でしたが、冬がすぐそこなことを感じられた日です。

今週に入り、宮川渓谷の紅葉も一段落した感じです。
ここのところしばらく、県民の森構内の紅葉情報をお伝えしてきましたが、振り返ってみるとカエデの仲間の紅葉が多かったように思いますね。
それだけ、今年のカエデ類の色づきが素晴らしかったということなのですが、カエデ類以外もいろいろと葉が色づく樹は多くあります。
今回は、構内で観られたいくつかをご紹介します。

コマユミの桃色の紅葉。
マユミは実のほうが桃色になり目立ちますが、コマユミは葉のほうが目立ちますね。

コアジサイの黄葉。
透明感のある鮮やかな黄色になり、林床を明るくさせています。

バイカツツジの深紅の紅葉。
ツツジの仲間は時として、カエデ類より深い赤になります。

クロヒナスゲの金色の波。
カエデ類が散りかかると、なんともいえないコントラストが美しいです。

最後はカエデ類で、ハウチワカエデ幼木。
以前にご紹介したブナ・イヌブナもですが、県民の森構内には黄色に色づく樹が多くあります。
それにこれらの色々な色が混ざり合って、美しく秋を彩っています。
(遠山)