けんもりブログ
2016.06.21
KENMORI-BLOG
夏至の森 コアジサイも最盛です
夏至です。
今夜は、いろいろなところでお祭りが開かれているのでしょうね。
一年で一番、昼間の長い日ということですが、今日の県民の森はいつもと同じ。
ホトトギスとクロツグミが鳴く、薄日差す穏やかな一日でした。
森林展示館も、夏至のおまじないとかでこんなものが玄関に。
夏至の日にアジサイを逆さに吊って、飾る風習があるそうです。
はじめて知りました…
さて、森ではミヤマカラマツが最盛です。
林の中の、あちらこちらで咲いています。
花をアップで見ると、花火のような可愛らしいです。
気づけば、ナツツバキも咲いていました。
梢の高いほうからつぼみが開きはじめるので、今はまだ花をアップで撮れる位置に咲いていません。
ポトポトと落ちる音で、咲いているのを知る花。
散る時は花弁がパラパラこぼれるのでなく、このように花が丸ごと落ちます。
姿は他のツバキ類とほぼ同じなのですが、真っ白でふちが少し縮れた花弁がなんとも清楚な雰囲気。
散った花を拾いあつめて、盆の水に浮かべてみました。
風が吹くと、クルクル回って可愛い(*^-^*)
この水盆、毎年この時季の楽しみです。
もちろんコアジサイもまだまだ見頃です。
湿度が高いと、香りがよく広がりますね。
夏至を過ぎると森もいよいよ、夏の準備に入っています。
(遠山)