けんもりブログ
2016.07.24
KENMORI-BLOG
大暑の草原で
一昨日に大暑を迎え、
夏もピークに向かっているはずなのですが、
関東は晴れ間が続かず、いまだ梅雨が明けませんね。
今日の午前中も晴れてはいても気温は上がらず、
日陰に入ると涼しすぎるくらいに感じました。
ヒグラシの声を聞きながら体験の森周辺を廻ってみました。
ゲンノショウコの花が咲いてました。
こちらはコバルトブルーの葯が落ちて、
雌しべの柱頭が5裂している雌性期の花。
やがて5粒の種を実らせて、
次々に弾き飛ばすのでしょう。
夏の花を探して見まわしていると、
オオチャバネセセリと目が合いました!
真夏の花たちはつぼみのものが多かったので、
また後日、まとめてご紹介ということにいたしまして、
撮影に付き合ってくれた蝶たちを少しご紹介します。
こちらはヒメキマダラセセリの♂でしょうか。
三角形のフォルムのセセリチョウの仲間は、
弾丸のように直線に飛ぶのがかっこいい。
白いシジミチョウは、
尾状突起のあるツバメシジミ♀。
ムラサキツメクサで吸蜜するのは、
ツマグロヒョウモン♀。
よく見ると紫系の色が入っていて美しい。
林道ではミヤマカラスアゲハが
キラキラ光りながら飛んでいました。
レンゲショウマもまもなく咲きはじめると思います。
県森の夏は、今年もにぎやかになりそうですよ!
(アクツ)