けんもりブログ
2016.10.07
KENMORI-BLOG
秋の日差し 降りそそぐ
10月に入って早いもので1週間。
明日は二十四節気の「寒露(かんろ)」です。
暦の上では晩秋に入りますが、まだまだ暑さの戻りが多い今年の秋、みなさま体調を崩されないようお過ごしください。
さてさて、昨日と今日は、爽やかな秋の青空が広がった県民の森でした。
第一展望台からの眺めも、最高です!
高原山のいかにも火山体といった感じの南麓斜面の向こう、日光連山が良く見えます。
この日は、うーーっすらとですが、富士山のすそ野も見えましたよ~
おにぎりと男体山のツーショット(笑)
こんな素敵なおにぎり日和を逃す手はなく、案内人も第一展望台で美味しくランチを頂きました♪
(おにぎり日和=案内人2号造語)
そして、午前中の宮川渓谷も陽が入り、とても美しい風情でした。
<創造の滝>もどうどうと流れ落ちています。
ゲンノショウコの実も弾け。
枝から下がる、オトコヨウゾメの真っ赤な実。
草原ではセンブリの咲き始めです。
アケボノソウなどと同じリンドウの仲間で、これも小さな地上のお星さま。
渓流の岩場では、ダイモンジソウが最盛を少し過ぎた頃。
流れをのぞき込むように咲く姿。
飛沫を受けて、少しゆらゆら揺れている様子もまた、愛らしい花です。
5枚の白い花弁が、漢字の大の字に似ているので「大文字草」。
紙でできた人型のようでもありますね。
雄しべの葯がサーモンピンクで可愛らしいです(*^_^*)
(注:ダイモンジソウは流れの中の滑りやすい岩場によく咲きますが、宮川遊歩道では無理に流れを渡らなくても安全な足場で観察できる場所もあります。詳しくは森林展示館窓口でお問い合わせください。)
秋も深まり、色彩の増えてきた森でした。