けんもりブログ
2017.04.27
KENMORI-BLOG
新緑の宮川渓谷
GW直前の宮川渓谷の状況をお知らせします。
木々がこの1週間で一気に芽吹いて、宮川渓谷は日に日に新緑に染まっていっています。
朝、遊歩道を歩くと夏鳥たちがにぎやかに迎えてくれます。
キビタキや、
オオルリなどの美しいさえずりには聞きほれてしまいますね。
いち早く咲きだしたのはトウゴクミツバツツジ。
GW中にはツツジ類が順次咲き進んで、目を楽しませてくれるでしょう。
ガマズミの新葉。
ウリカエデは花と柔らかな新葉が同時に。
アオダモの新葉。
コンパクトに格納されている羽状複葉がこれから展開するのですね。
地上ではハルトラノオが穂状の花序を花咲かせ、
ツルキンバイが鮮やかに輝いてます。
沢沿いのそこここに群落となって咲いているニリンソウは壮観!
小さいながらも目を引くヒゲネワチガイソウ。
ヒトリシズカも一人じゃないですね。
小さく輝くコガネネコノメソウ。
妖しいブルーのヤマエンゴサクも咲きだしました。
ピンクの大輪、エイザンスミレ。
花の時期、葉が展開しきらないアケボノスミレもよく見られます。
現在、宮川周辺ではシハイスミレがピーク。
色濃く新鮮な花がきれいです。
透明感あるタチツボスミレもよく見ると数品種ありますよ。
晴れた日にはフデリンドウの可憐なコバルトブルーに会えます。
大きな株はゴージャス!
落ちているミズナラの小枝は、ムササビが食べ落としたもののよう。
さてさて、散策がなにより楽しい季節になってきました。
県民の森でお待ちしています。
(アクツ)