けんもりブログ

2015.09.08

KENMORI-BLOG

チョッキリさん

9/8本日は、二十四節気でいうところの「白露(はくろ)」。
陰暦では、今日からが仲秋(ちゅうしゅう)となります。
本来だと、関東地方も残暑が厳しい時期なのですが、今年は早くも秋雨前線が居座ったとかで毎日雨…
日射しが戻るのはいつのことやら。
とか考えながらクモの巣を下から覗いたら、雨粒に風景が逆さに映っていました。
さてさて、花もですが、森は秋の実りも進んでおります。


コナラなどドングリ類も、青い実をつけています。
今年は豊作かな?


そして、この時季に林でよく見かけるのが、若いドングリのついた小枝が地面にわさわさと落ちているもの。
この日も、ミズナラの樹の下でたくさん枝が落ちていました。


ムササビの仕業かな?と拾いあげてみたら…
おや?枝の切り痕が斜めじゃなく真横ですね。
でも、自然にちぎれて落ちたのではなく、明らかに何かが切った痕。
ムササビならば斜めにスパッと噛み切るし、なによりドングリ自体が食べられずにそのまま付いている。
別の生きものでしょう。

そして、よーくドングリを見ると、帽子=殻斗(かくと)のふちに、どれも小さな穴が開いています。

実はこれ、ハイイロチョッキリという昆虫の仕業なのです。
親はドングリ類に穴を開けて卵を産み付け、枝ごと切り落としてしまう習性があります。
ドングリの中で生まれた幼虫は、中で身を食べて育つのだそうです。
しかし、それならば実だけ落とせばよいと思うのですが、葉をたくさんつけた状態で落とすのは何故なんでしょうか?
思うに、落ちる際に葉がパラシュート(またはクッション)のように、衝撃を緩める役に立つのではないのかなー
とか、考えたりもしますが、真相やいかに?
(遠山)

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