けんもりブログ

2015.10.07

KENMORI-BLOG

滝のダイモンジソウ

また良いお天気が続いております。
明日は二十四節気の「寒露(かんろ)」。
寒露が過ぎると、暦のうえでは晩秋となります。

県民の森でも、ずいぶんと秋が進んでまいりました。
標高500~600mほどの森林展示館周辺では、ヌルデやシラキなど、早く紅葉する樹種が色づきはじめています。


リンドウの色も深まってきました。

宮川のほうは紅葉はまだですが、木漏れ日がやさしくなってきたような気がします。

創造の滝も綺麗です(^_^ ) 

反省の滝は神秘的。

滝壺も深い色に。

ところで、先の台風で株が流されつくしたのではないかと心配していた宮川のダイモンジソウですが、探してみるとあちこちに残っていました!
5枚の花弁が、漢字の大の字のようだから「大文字草」。
(もしかしたら、人間が大の字に寝ているようだから?)
 
水飛沫のかかるような岩場に咲く、可憐な白い花ですが、岩に張り付くように生えているため、増水などでは流されてしまうようです。
昨年は、宮川のあちこちに大群落がありましたが、今年はちらほらという感じ。
多年草なので、この株たちがどんどん種を落として、また戻ってくるのを期待しましょう。
(遠山)

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