けんもりブログ
2015.10.14
KENMORI-BLOG
紅葉状況 【ミツモチ登山道・西コース】
二日前の10/12は、ミツモチ登山道の紅葉状況を見てまいりました!
上の一枚目は、頂上の様子。
ツツジの仲間の紅葉が、鮮やかです!
では、まず順を追って、西コースの登山口から、ご報告したいと思います~
【登山口~ブナ林下部】色づき始め
育樹祭会場から林道尚仁沢線を西に歩くと、西コース登山口です。
林道には、リンドウやアザミなど秋の花も咲いています。
これはトリカブトの仲間。
植林地の斜面を15分ほど登ると、ブナ林に入ります。
まだまだ、ほんの色づき始めといった感じで、緑の中にほつほつと黄葉が見られます。
ブナ、イヌブナも実を落としていました。今年は堅果類はどことも豊作なのでしょうか。
これは、イヌブナの殻斗(実は付いていません)
葉もオレンジ色に黄葉しています。
胸高直径が70㎝を超すような、ブナの大木たち。
見上げてみると、ところどころ鮮やかな金色に黄葉し始めていました。
はー、ここはいつ来ても気持ちが良いですね~(-ω-*)
ピーク時には、樹冠が一面の金色になっていることでしょう。一週間後ぐらいかな?
【ブナ林上部~中腹】見頃直前
ブナ林の中を登って行くうちに、ちらほらと赤い色も見え始めてきました。
主にツツジ類、シラキ、ナツツバキの柔らかな紅葉ですが、カエデ類の鮮烈な赤も見えています。
しかし、今年はツツジ類(アカヤシオ、ゴヨウツツジ)の紅葉は鮮やかですね。
ブナ林上部にはミズナラも多くなるので、その黄葉も合わさって、なかなか綺麗です。
樹の幹に、なにか獣の小さな爪痕…
テン?ムササビ?
【中腹~ツツジ類群落】見頃はじまり
標高1100m付近になると、ブナが少なくなり、尾根は一面のツツジ類の大群落になります。
見頃でした!
アカヤシオの淡く柔らかい赤色で、林が明るく見えます。
ミズナラの明るい黄色、ブナの深い金色、ヤシオ類の赤色。
国有林側のアカヤシオ群落もこのとおり。
斜面が一面、サーモンピンクです。
5月の花の季節も見事ですが、紅葉の時季もすばらしい。
カエデ類ほど派手ではありませんが、赤の濃淡が美しくて夢のようなふんわりした景色です。
以上、10/12時点での西コース状況でした!
冒頭のように、山頂ではすでに見頃が始まっています。
10/22のミツモチ登山も、なかなかステキな紅葉ハイクになりそうですね~
さてさて、次は山頂~東コースに続きますよ!(゚∀゚*)
(遠山)
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