けんもりブログ
2016.01.16
KENMORI-BLOG
凍る渓流 氷のオブジェたち
二十四節気の小寒(しょうかん)を過ぎ、大寒(だいかん)まであと一週間。
暖冬とは言われつつも、それなりに朝晩は冷え込むようになってまいりました。
草や落ち葉には、針のような霜。
宮川の流れも、冷たそうです。
水量は少ないですが、反省の滝はいつもと変わらず美しい色。
滝壺に降りてみると、水面に氷が張りはじめていました。
ということは、そろそろかな?と流れに降りてみると…
ありました!
流れから突き出した枯れ枝などに、小さな氷がつき始めています。
これはまるで、イモムシのよう(笑)
滝の下の雫が落ちるところには、こんな玉砂利のような氷たちも。
岩の苔の上にも、不思議な形で氷が育っています。
これも、岩の苔の上でよく見られる氷。
どうやってできるんでしょうね~
水飛沫やしみ出した水が、こうやって様々な姿の氷柱を作っているのが、この季節の宮川の見どころ。
週明けは冷え込むらしいので、滝に長い氷柱が見られるのも、もうすぐですね。
厳冬期にしか見ることのできない氷の芸術、ぜひ見にきてください♪
<お願い>
沢の遊歩道は長靴でも歩けますが、岩が凍結してとても滑りやすくなっています。
散策の際は、転倒しないように十分注意して歩いてください)
(遠山)