けんもりブログ
2013.04.02
KENMORI-BLOG
春の雨、森の歌♪
三寒四温の言葉のとおり、暖かい日が続いたと思ったら、また肌寒い日が続く高原山です。
それはそれで、お花の時期が長引くのでうれしいのですが♪
3/31展示館周辺は小雨。
展示館前に植えているアカヤシオのつぼみに、春のやわらかい雨が降りかかります。
カタクリも、雨の日は花を閉じてうつむいています。(晴れたらまた開きますよー)
ダンコウバイも満開。
炒り卵のようですね~(笑)
花期ももう終わりです。
一雨ごとに、春の色が鮮やかになっていくのを感じます。
そして新年度の4/1は打って変わって暖かく、宮川渓谷ではミソサザイが大きくリズミカルなさえずりを響かせていました♪
岩の上をあっちにチョロチョロ、こっちにチョロチョロ、巣材の苔を一生懸命あつめています。
動物たちにも春がやってきたのですね~
3/24には、流れのくぼみでヤマアカガエルの卵塊が確認されました。
ぷるぷるの触感~♪
すでにオタマジャクシのかたちができ始めています。
3/30には、展示館近くでウグイスのさえずりが、今期初めて確認されました!
さえずりというのは、鳥たちがふだんとは違った繁殖期に出す鳴き方。メスを誘ったり、なわばりを主張するための鳴き声と云われていて、多くは歌のように複雑な節回しがあったりします。ウグイスの「ホーホケキョ」なんかはよく知られていますね。
ちなみにふだんの鳴き方は「地無き」と呼び、ウグイスなんかは「ジッ、チッ」という地味なもの…
さて、お次は誰が初鳴きを聞かせてくれるのかな?♪
(遠山)