けんもりブログ
2013.06.08
KENMORI-BLOG
ミツモチ山頂周辺~青空コースのツツジ状況
※6月6日(木)の、ミツモチ登山道ツツジ開花状況の続きです。
トップ画像は、山頂広場の上の展望台付近のようす。
ミツモチ山頂は、ヤマツツジが終盤にはいっていて、2割ほどが散り始めていました。
しかし、まだまだそこここに、色濃い花をつけた株が。
山頂展望台横にはウラジロノキが咲いていました。
これもバラ科。先回にてご紹介したカマツカにそっくりですが、葉の特徴が全く違うので、すぐにわかります。
(そのうち、カマツカとアズキナシとウラジロノキの見分け方をご紹介したいと思います…)
さて、レンゲツツジの開花状況はというと、5分~3分咲きといったところでしょうか。
ヤマツツジと寄り添うように咲いています。
山頂広場より少し下の、見晴ピーク周辺がきれいです。
みずみずしいオレンジ色。
花も大ぶりで、上を向いて咲くので、なかなか豪奢ですよね。
花色もけっこう幅があり、このような濃いオレンジ色からサーモンピンクまで。
さて、ミツモチ山頂から大間々方面への登山道は2コースありますが、「やしおコース」「青空コース」のゴヨウツツジはほぼ終了でした。
たまにチラチラと花の残っている株はありましたが、週末にはほぼ散っているでしょう。
ヤマツツジは、このようにまだ咲いています。
ダケカンバの銀色の幹にゴヨウツツジの新緑が映え、ヤマツツジの赤がそこここに。
大群落ではないですが、これはこれで幻想的な眺めです。
今回、登山道で目立ったのが、コゴメウツギ。
「ウツギ」とついていますが、ウツギ科ではなくバラ科です。
遠目に見ると、オトコヨウゾメそっくりなので、よく間違えてしまいます…
ツツジ状況の結論としては、
・レンゲツツジ…第二展望台~山頂の林間で8~5分咲き、山頂-青空コースは5分~3分咲き
・ヤマツツジ…山頂手前-山頂では終盤
・ゴヨウツツジ…山頂では終了、青空コースはほぼ終了
・カマツカ、サワフタギ、コゴメウツギなどの白い花が満開。
今週末あたりから、いよいよ八方ヶ原のレンゲツツジ大群落が見頃ですね。
お帰りには、ぜひ森林展示館まで足を延ばされて、宮川渓谷の散策もいかがでしょう。
(遠山)