けんもりブログ
2013.07.18
KENMORI-BLOG
県民の森キャンプ場周辺
今年は4月より一部オープンしていた県民の森キャンプ場ですが、この7/12(金)より全面オープンとなりました。
8/31(土)までの期間は、毎日営業となり、キャビン・高床式テント・持ち込みテントサイトがご利用いただけます。
せせらぎのある涼しい森のキャンプ場、ぜひご利用ください!
というわけで、森林展示館からキャンプ場まで歩いてみました~♪
歩き出してすぐ、ヤマユリの開花を確認!
標高400m付近の寺山ダム周辺では先週から見られていましたが、標高500m付近の森林展示館周辺では、今年の初確認です。
栃木県北部では、山間部の明るい林の縁や道路ぎわでよく見られる夏の花です。
こんな豪奢で大輪の花が、自然にたくさん咲いているなんて、とても不思議ですね。
林のなかでは、ムラサキシキブが甘酸っぱい香りをふりまいていました。
目立たない花ですが、香りが強いので、咲いているとすぐわかります。
林の奥を透かし見ると、さわさわとひそやかに流れるせせらぎ。
ふと足元を見ると、ツリフネソウの葉をいっしょうけんめい食べている、キラキラと光る甲虫。
体長15mmほどですが、このとおり緑とも黄金ともつかない金属光沢で光り輝いています。
現在、同定は保留中です。
キャンプ場のなかも、沢の音とヒグラシの声、クロツグミのさえずりで満たされていました。
シーズンになればこの沢では、サワガニ探しの子供さんたちの遊ぶ姿や、たまにお客様がスイカなど冷やしているのも見られます。
歩いていく途中、何度も偵察中のオニヤンマに行き会いました。
森林展示館下の池のような止水や、宮川のような大きめの沢ではあまり見かけません。
(たまに迷い込んできますが)
宮川渓谷とはまたちがった生き物が見られるので、キャンプ場周辺も散策におすすめです。
(遠山)