けんもりブログ
2014.03.12
KENMORI-BLOG
春が来た!
今日は、昨日とはうって変わって、暖かく穏やかな日和の県森でした。
標高500mの森林展示館周辺では、マヒワ、シメ、イカルの群れが見られ、マヒワも盛んにさえずっています。
そんななか宮川渓谷で、ミソサザイのさえずり初確認です♪
県森に春を告げる鳥です。朝からずっと、2個体以上がせわしなく鳴いていました。
ただし、案内員が確認できていなかっただけで、数日前から鳴いていた可能性はあります。
また、昨年は1/13の冬とは思えない暖かい日にも確認されていたので、今年も真冬に鳴いた日はあったかもしれません。
しかし、一日中せわしなく鳴いているところを見ると、本格始動なようです(*^_^*)
そして、もう一つ、春の始まりを教えるもの。

森林展示館周辺で、フキノトウの開花確認です!
(画像はまだ開いていない蕾の状態)
シカに先を越されてかじられた状態だったので、花開いている株の良い画像が撮れませんでした…
でも、春を感じていただけたでしょうか?
なお、フキノトウはフキの仲間の若い花株の総称で、これ一個が一輪でなく、いくつもの花の塊です。
詳しくは、もっと「トウが立って(茎が伸びて)」きたら、お話ししたいと思います。
ちなみにこちらは、1/29に確認した、まだ硬い開く前のフキノトウ。

これは「今年は雪がまったく無いね~」とか言っていた頃に見つけたもの。
実は、フキノトウは初冬のころからこんな硬い状態ですでに出来ていて、雪の下で春が来るのを待っているのです。
たまに、雪が積もらず地面が露出した年なんかは、12月ごろから見つける事ができます。
いずれにせよ、春が本当に動き出しました!
山が眠りから覚めます。
山が眠りから覚めます。
さーあ、忙しくなりますよ~~~♪
(遠山)