けんもりブログ
2014.03.26
KENMORI-BLOG
小さな動物たちの春
ここ数日で、すっかり春めいてきました県民の森です。
宮川渓谷も積雪がほぼ消え、ミソサザイがかしましくさえずっています。
水も温み、流れに入っても冷たさで痛くなることもなくなりました♪
と、どこかから「オァァァアッ、オァァァアッ」と鳴く声。
アカガエルの仲間の声です!
声をたどり、沢の岩場の水溜まりをのぞいてみたら…
ありました!
今年初確認の、アカガエル類の卵塊が2個!!
案内員2号、さっそく崩さないようにソーーーーッと触ってみます。
はー、一年ぶりですよこの触感・*:.。. .。.:*・゜゚・☆
まだ産んでそう時間がたっていないのか、水分を含みきっていないようで、ちょっと表面に硬さがありましたが、まぎれもなく一年でこれからの時季しか味わう事の出来ない触り心地です♪
ちなみに触感から、ヤマアカガエルのものと思われます。
(カエルの卵塊は強く触ると崩れてしまうので、触れるときは水から揚げないようそっと触れて下さい)
水の底をよく見ると、枯葉がゆらゆらと動いていました。
流れの無い水溜まりなのに、変ですね…?
と思って目を凝らしたら、なにやら枯葉は丸くカットされたものが貼りあわされていて、しかも中になにかいそうな動き…
水棲昆虫トビケラの仲間の巣でした!
なかにイモムシ状の幼虫が入っています。
ちょうどミノムシのみのみたいな感じですね~
あと、昨日カタクリのつぼみが確認されましたが、3/21にその近くの日当たりのよい斜面を見ていたところ。
ガサガサと枯葉の中で動くものあり。
ぴょこ。
ニホントカゲでした。
んまあ、りっぱな成体(*^_^*)
鼻先から尻尾の付け根(頭胴長)まで10cm以上はあったでしょうか。
ニホントカゲとしては大きめの個体でした。
見られているのに気付いたのか、あわててまた枯葉の山に入っていきました。
小さな動物たちも、春になり動きが活発になってきています。
明日は誰と会えるかな~♪
(遠山)









