けんもりブログ
2013.09.03
KENMORI-BLOG
赤くてふにふにしてて地面から生えてるモノ
すっかり?風や空が秋の雰囲気を出していますね。
暑いのが苦手な案内員1号は涼しくなるのは嬉しいです。
この時季になると、山や遊歩道を散策していると

この様な植物さんに出会うと思います。
この植物の名前は【ツチアケビ】。
ラン科の仲間で、腐生植物(菌類に寄生して栄養を得ています)になります。
日本固有種で、別名は「山錫杖(やましゃくじょう)」。
初夏の頃に黄色い花茎を地上に伸ばし、先端にクリーム色の花を咲かせます。
赤いものは果実です。
「アケビ」とついていますが、
皆さんの知っている薄紫のアケビと同じようにパカッっと裂けたりしません。

(どちらかと言うと、赤いウインナーとか、辛子明太子に似ているような・・・・・)
果実には、タンニンが多く含まれていて、
化学薬品のような強烈な臭いと苦みで食用にならないそうです。
でも、糖分も含まれているので、動物さん達は食べちゃうみたいです。
(石下)