けんもりブログ

2016.04.26

KENMORI-BLOG

けんもりスミレ図鑑 [08] マルバスミレ

マルバスミレ
[Viola keiskei]

(20150413)
今、宮川渓谷沿いなどで多く見られる白いスミレです。
葉が丸っぽくて、全体に毛が多いことが特徴。

丸みのある純白の花弁は、
わずかにピンクを帯びることもある。

側弁基部は普通無毛。
写真のようにまばらに毛があることもある。(品種ヒゲケマルバスミレ)
柱頭はカマキリの頭形。

花柄や萼片は粗い毛が生えることが多い。

葉は卵型で基部は心形。
粗い毛が目立つ。

葉裏は淡緑色。
全体に粗毛があることが多いが、
まれに無毛のものもある。(品種ケナシマルバスミレ)

崩落した土手の、土が見えるようなところに多く、
雨がはねて泥だらけのものをよく見かける。
アオイスミレも丸い葉だが、花の時期や色が違う。
アオイスミレが終わる頃にマルバスミレが咲きはじめる。


(20150411)

(20150416)
(アクツ)

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