けんもりブログ
2013.06.06
KENMORI-BLOG
第二展望台~ミツモチ山頂部のツツジ状況
今日の午前は、ミツモチ登山道でのツツジ類開花状況を確認してきました。
第二展望台下のツツジ園では、すでにゴヨウツツジもヤマツツジも終了していましたが、今回はそれより上、第二展望台からミツモチ山頂部にむかって砂利道を上る東コースの状況です。
サワフタギの雪のような花。
標高900m付近で満開でした。
第二展望台より数百m山頂部へ向かったあたりでは、ヤマツツジの花はすでに色褪せ、ほぼ散っていました。
しかし、カラマツ林の中をよく見ると、レンゲツツジの大株がところどころに見えます。
この辺は群落ではないですが、緑の透ける林床で、なかなか幻想的なたたずまいです。
満開すぎの散り始め…といったところでしょうか。
木の下に点々と、花弁が散っていました。
ビワの実の皮を剥いたような、瑞々しいオレンジ色です。
おや、まだズミが?と思ってよく見たら、カマツカの花が満開。
カマツカはバラ科の樹で、7~8mmほどの小さな白い花をたくさん咲かせます。
よく似た同じバラ科にアズキナシという樹がありますが、これは単鋸歯だからカマツカで大丈夫ななず。
あ、両者の詳しい見分け方はまたそのうちに…
とか言って、これアズキナシだったらどうしましょう(笑)
林床を抜けて、標高1100m付近、山頂近くのササ原に出ると、まだヤマツツジが残っています。
フジがまだ咲いていました。
(展示館周辺・標高500m付近では終了しています)
ササ原のなかにもヤマツツジ。
散る直前なのでしょう、やはりピーク時より花色があせて見えますね。
しかし、こんな色の株もまだまだ!
さてさて、山頂の様子はまた次回以降に続きます。
(遠山)